作品未満。

■ マフラー殺人事件 ■

オカマバーで働くアキラは、いつも指名をしてくれるサイトウさんという太客といつも通り話をした後、次の指名者の席へ向かう。しかしそこには幼馴染であるハヤトが座っていた。突然家を出たアキラを連れ戻そうとするハヤト。しかしその手を逃れてアキラは明け方までがむしゃらに働いた。少しうとうとしてしまった夜明け前。突然店長の悲鳴がとどろく。なんと、アキラの太客であるサイトウさんが、アキラのマフラーで首を絞められ倒れていたのだ。

■ マルコエンディングノート ■

大雨大地震家傾く滑り落ちる魔法のほうき長い方を娘二人に渡すも「お母さんは使いなれてる方がいいでしょ」と返され、娘二人は短いホウキに二人で乗るも雨に流される。 私はたまたま商店街に曲がり、居酒屋らしき所に落ち着き助かる。 病院で娘(妹)と再開。娘(姉)は、マルコエンディングノートの話を看護婦にほのめかしたらしい。何故ここでマルコの話が出てくるのか訝しむ私。

■ マスカレード・アリアドネ ■

運命の赤い糸を切ってくれるという縁切り屋の女性のもとに、いつも訪れる男がひとり。 自分の運命の糸を切ってくれと懇願するが、こいつは気になる女性ができると何故かいつも相談しに来る。その糸は切れているというのに。 女性は運命の赤い糸を切ることができるが、人によって糸は1本〜15本と多い。 その糸は女性とは限らず「人生のソウルメイト」と呼ばれる人間へと繋がっており、ソウルメイトは人生の輪廻でやり残している徳を積むのに必要な人間。 だが、そうとは知らずに依頼人は多く、女性は糸を切って行くうちになんか達観してしまった。 男は「今度こそ運命の人だ!」とかのたまうが、男の糸が見える女性は「また勘違いか……」と思いつつ相手にしている。 そのうち、自分の方も男の方も赤い糸が全然繋がっていないのに、好きになってしまう。




■ 魔女と天使 ■

子供の天使を買い取った魔女、キシヤシャワキーネ。 天使というのは通り名で、実際に生きている人間。エブラ族と呼ばれる民族。 エブラ族は、胸から羽が生えてきて、それら両腕に広がり6枚羽になって成人する珍しい種族。 買い取った天使の名前はテイラ。 二人の生活が始まる。

■ まるでハヤシライス ■

4人の女性と同居することになってしまった主人公のハーレムもの。






■ 真夜中と紙芝居 ■

真夜中の公園(深草の不知火池)にて自転車をとめ、紙芝居を始める男がひとり。主人公の男たち4人が面白がって見始める(酔っぱらい特有のノリで)

■ 真風鈴山屋春夏冬中(まかないや・あきないちゅう) ■

めし小説。 蒔苗真水(まかない・しんすい)という青年がやってる創作料理屋。いろんな人が行き倒れる事で有名。 ただし本人はいつも料理研究中で倒れている客に気が付かないので、となりの家のツンデレ少年が介抱する。 めし食って客が復活というお決まりのパターン。

■ 真王覚醒+眼魔都地図(マオカクセイ・ガンマップ) ■

右目ニハ生ヲ 左目ニハ死ヲ ソノ者 覚醒ス スナワチ ガンマップ完成ノ鐘ガ鳴リ響ク合図++ 主人公:トーマ(所属階級DD85)  魔都市警備部DD85の少年。右目の眼帯がトレードマーク。  魔都市ガルガナのD−D地区の警備担当。D領域の警備部では85人目の入隊者。  身軽で銃の扱いにも長けているが、なにせ若いのでちょっと自信過剰な生意気ボーズ。  マオとの関わりのなかで精神的な成長をとげる。 ヒロイン:マオ  ツインテールの少女。少女といってもトーマよりは年上の設定。  D−D地区無許可侵入者としてトーマに処理されそうになるが、人畜無害と判断したトーマが上の許可をとり、以降、トーマの住居に一緒に暮らすようになる。  その実態は魔王の器のひとり。  魔王の復活をもくろむスルヘガ教団(A地区に教団本部がある)から逃げ出してきた。 ガンマップとは  魔都市ガルガナの支配地図。  魔都市は縦に成長し入り組んでおり、一番下からA・B・C・D……と地区名がわりふられている。  そして、各地区そのものも巨大で、それぞれにまたAからZ地区までわりふられている。  トーマが警備しているD−D地区ですら広大すぎてトーマでも把握しきれていない。それを管理する警備部はなおさらであり、それらを全て見渡せる魔王の眼球――ガンマップ――を持つ者こそ、このガルガナの真の支配者であるという神話がある。 スルヘガ教団について  その昔、圧倒的な強さでガルガナを支配していたという魔王の復活をもくろむ教団。  適性がある数人に「種」を植え付けるが、そのうちの一人は死亡、一人は発狂し自殺、もう一人は脱走した。  その脱走者こそがマオであり、魔王の器である。  スルヘガ教団としては、なんとしてもマオを取り戻し覚醒させたいが、匿ったのが警備部の若造ということで、警備部との対立を避けたい教団側はあの手この手で色々せまってくる。


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