ひつじの国のマールは、アイスクリーム屋で生計をたてようとするが、なかなか上手くいかない。飲み屋でクダをまいていると、海外に留学していたロレーヌから、ドラッカーの本をもらう。
本はべつにドラッカーじゃなくてもいい。七つの習慣とかでも構わない。
魔法講義の人気ない先生。光属性。三白眼でいつでも白衣。白いゴワゴワした髪の毛が広がり、受講する生徒は皆無。
ガラガラの講堂でひとり今日も黒板に理論を書きつける。
魔法の講義で一番人気があるのは水属性である。なんといってもクールな二枚目というイメージが強いため、男子生徒はほとんど流れる。ちなみに次は火属性、あとは……まぁあとは同じくらいといえよう。
光属性と聖属性は違う。単純に、攻撃特化と守護特化という風に考えてもらえればいい。
聖属性は、大人しい女子生徒に案外人気があるのだ……。
そんな光属性の先生が気になった主人公は、ある日講義に参加してみる。
丁度先生は、生徒もいないしお茶をしようと準備していた最中で、話してみると意外とウマが合う。
主人公は、先生の唯一の生徒、師匠関係へとなっていく。
面白くないのが水属性の先生。
水属性のイメージ通り、クールな二枚目という印象の先生だが、実は光属性の先生とは兄弟。弟なのである。
しかし悪魔に取りつかれている事が判明し、主人公と光属性の先生は、二人で悪魔と対峙することになる。