賢者編 7。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　ダイジェスト 47話へ続く。
　
　
　「力（レイド）は人形に流れている」

　亜細亜さんは最初から、シンカイをそういう感じに利用したかったんですね。
　つまり、アース的な役目ってことです。
　ネクロノミコンからの攻撃を全てシンカイにそらして、その間に封印陣を張ってしまおうという魂胆。ちなみに金剛というのは護符結界で阿弥陀如来は無限への近道。う……うん、まぁツッコミしないで（滝汗。
　じゃあ別にシンカイじゃなくて別な人形でもいいじゃん、と思いきや、実は緑銀家は呪符製作専門なので亜細亜さんは自分の人形を持っていない。
　プラス、衿原さんに次ぐ「永遠の体を持つ人間」の二例目だということも大きい。
　亜細亜さんの敗因は、シンカイが２人の名前を持っていることを知らなかったのと、こんなに早く回復するとは思っていなかった事。


　「アル・アジフとの対話」

　表面でアルカナ展開したあと、ずいぶんあっけなく終わったのは、これがダイジェストというのもあるが、内側でシンカイが対話していたのも大きい。
　賢者は、この少年に永遠の本を託すと決めたのだ。