つなぎ回（シシアン＝シー）。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　ダイジェスト 40話へ続く。
　
　
　「折った思い出の杖」

　成原谷代さん（故）の杖です。
　そりゃブチギレるわ。


　「サテンドゥールの裏庭」

　裏庭なんてあったんだ。という位出てこなかった裏庭。
　世話は、夜にシンカイが寝てからコツコツやっているので、今まで気付かなかっただけ。
　裏庭の花については、昔、谷代さんを亡くして裏庭で意気消沈してた少年弥彦さんを、隣りの家の女の子が見かけるところから始まる。
　当時、赤銅矢音無（お父様）が揃えた花は世話せずにほとんどが枯れ、そんなさびしい庭でひがな一日無表情でボーっとしている少年を、なんとか元気づけようと女の子が話しかけたり花の世話を指導したりする。
　一度、女の子が、恋愛感情から弥彦に触ろうとしたところ、激しく拒絶された（お父様のトラウマがフラッシュバックした）ため、何年間もずっと柵越しのみ。
　そのうちに弥彦さんが立ち直り、童貞卒業して「あぁ、女の子って触っていいんだ。彼女はぼくが好きで触ろうとしたんだ」と理解できた頃には、隣りの女の子は女性になって結婚していた。
　現在では彼女は子供を二人産んでおり夜は寝ているし、弥彦さんは昼は引きこもってるしで、会う機会はまったくない。
　と、いう外伝漫画は描かないのでここで語ってしまう。