■ オリジナルカードゲーム キース ■

■ 1 概要 ■

 キースとは、「ペール・ルカ・カーキ・キース・スラウペ」の五種類の記号と「1〜9」までの数字が書いてある45枚のカード、及び、そのカードを使ったゲームの総称です。

 小説「Io cado」に登場。

■ カードについて ■

 表面→唐草模様
 裏面→五種類の記号、及び1〜9までの数字の中の、一種類の組み合わせが書かれている(ペールの2、ルカの7、など)

■ ゲーム「キース」 ■

 中央に山を積み、一人七枚のカードを取り、それぞれ、手札で一番多い記号を言い合ってからゲームがスタートする。

 一人一枚ずつカードを山から抜き、手札に加えて役を作っていく。
 役ができたら場に出し、役ができない場合は、一枚手札から抜き、オープンさせて場に捨て置くことで次の人のターンとなる。

 役は3〜5枚構成で、必ずキースの記号のついたカードが混じることが条件。
 作った役は場に出すが、その際、カードはキースの記号のついたものだけを一枚だけオープンさせ、他のカードは全て伏せておく。
 場に置くときは役の名前を言うこと。


 先に手持ちのカードで全て役を作った方の勝ち。
 どちらもあがらなければ、持っている枚数の多い方が負け。


 既にできている役に、カードを付け足すこともできる。
 自分の手札が残り一枚となった場合にのみ、ダウトを発言する権利が与えられる。

 キースでは、嘘の役を作ることもでき、ぬけぬけと場に役としておいておくことができる。
 相手が「ダウト」と言った際には全てオープンさせなければならない。
 本当の役だった場合は「ダウト」と言った人物にペナルティーとして3枚引かせることができる。
 嘘の役だった場合には、役を出した人物にペナルティーとして2枚引かせることができる。

■ 役一覧 ■

 以下、役名とそのカード。
 必要枚数・「役名」・役の内容・(役の例)となっています。


5「武人」キース記号3枚と他の色でキースと同じ番号のもの2枚(キース1、キース7、キース9、ルカ7、ルカ9)

5「かぐや」キース記号奇数4枚が揃ったもの(キース1、キース3、キース5、キース7、キース9)

5・4・3・2「異列」同じ数字で、違う記号がそろう(ペール1、ルカ1、カーキ1、キース1、スラウペ1)(ルカ7、キース7、スラウペ7など)

5・4・3「階段」キースの記号での連番(キース1、キース2、キース3、キース4、キース5)(キース6、キース7、キース8など)

4「おきな」キース記号偶数4枚が揃ったもの(キース2、キース4、キース6、キース8)

4「シロレ」キース記号の1か9と、他の記号でその連番3枚(キース1、ルカ2、ルカ3、ルカ4)(キース9、スラウペ8、スラウペ7、スラウペ6など)

3「コロンボ」キース記号偶数1枚と、その番号と同じ記号1枚、同じ記号で奇数1枚(キース2、カーキ2、カーキ9)

3「シクラマ」キース記号奇数1枚と、その番号と同じ記号1枚、同じ記号で偶数1枚(キース7、カーキ7、カーキ2)