■ ひつじの牧歌 ■

 ちぎれ雲は風に追いかけられ
 山の緑は谷に吸い込まれる

 薄焼けていく空 羊たちが
 目を覚ましていくほら あの 太陽に

 さあ!
 朝が来た
 朝が来た
 光差す 湖へ(さあ!)
 駆け出した
 駆け出した

 笛鳴らし 柵を開け放ったら

 今日も楽しい一日がほら始まった
 草原を白く埋めてゆく鳴き声よ


 古き友を思い空を見上げ
 父祖の残せし夢を我も追おう

 夕暮れに焼けると 羊たちが
 呼んでいる影ほら あの 遠き希望

 さあ!
 星が立つ
 星が立つ
 月が指す 家路へと(さあ!)
 駆け出した
 駆け出した

 犬が吠え 柵の鍵を閉じたら

 今日も楽しい一日がほら終わってく
 草原を青く埋めてゆく鳴き声よ

 明日はどんな楽しい事が待っていると
 描いた想いが飛んでゆくどこまでも