■ 日向と南のアニメーション制作 ■
■ 1 皆勤登校宣言 ■
アニメーション。
その最先端を常につっ走る日本。
ぶっちゃけオタの王国。
そんな日本の某専門学校にて、にわか(以下:28)は叫んだ!
「日向〜。一緒にアニメ作ろ〜」
ちなみに南と日向は、某専門学校にてアニメを学んでいる。
ちなみに授業中。
ちなみにちなみに、課題は「短いアニメを作る」こと。
「え〜、どうしよっかな……」
迷う日向。
南は叫んだ!!
「一緒にやるんだったら、これから毎日学校来るから!!」
「………プ」
なぜか先生が笑う。
「う〜〜〜ん、いいよ」
「やた〜〜〜」
まったり。
★
と、いうコトで、めでたく(?)日向と組んで、短いアニメを作るコトとなりました。
ちなみに俺はこの日から完成直前まで皆勤登校ですた。
完成一歩手前で休んだwwしかもゲームのやりすぎで。
※数万年前の話なので、今のアニメの制作手順等とは大幅に違う部分もあると思います。ご了承ください。
なお、日向は今は某アニメ会社に、ここには出てこないけど当時の友人も某アニメ会社に就職しております。
え、俺?
俺は完全趣味で入った学校だから職業にする気はまったくなかったw
でもまず、あの時ぐでぐでな俺を手伝ってくれた、心優しき友人日向にめいっぱいの感謝を〜。
■ 2 何作ろうか? ■
さて、ここで困るのはアニメの題材。一応話し合った結果、
南→原作・原画・彩色・他イロイロ
日向→色彩設定・動画・他イロイロ
と、大体の役割は当てられまシタ。
その他には特殊効果・撮影・アフレコなどがありマスが、結構技術を要するので後から二人でやる事に。
★
南 「何にしようかなぁ…」
日向 「そうだねー…」
南 「新しいの作るにしてもなぁ」
日向 「時間内に収まらないかもね」
南 「でも作るしか…」
日向 「ぁ」
南 「え?」
日向 「アレは? この前南が描いてた絵コンテ」
南 「え゛?!」
★
と、いうワケで。
アニメにする作品は、この授業の前の「絵コンテ制作」の時間に、南が勢いダケで作ったヤツに。
コレ作るのかぁ〜…。
なにやら面白い方向に進む気がします。
それでは絵コンテを御覧下さい。
■ 3 絵コンテ ■
■ 4 名前は何かなぁ ■
ここでとりあえず、作品のイメージを膨らますために、作品のタイトルを考えます。
@赤の紋章
@親をたずねて三時間
@ブレインストーム
@蒼い炎
候補は色々出まシタが、最終的に、女の子の腕のアザと、発動する術からとって、「蒼い炎」となりました。
★
更に、色々決めていきます。
主人公の女の子=サラ
敵役の男の人=レイヴン
謎の秘密組織=シャーデンフロイデ
ココまで決まったら、主人公達の簡単なプロフィールを作ります。
なぜこういう面倒な作業をしなければいけないかというと、キャラをよく知っておかなければ、動画にした時に
「正面の顔と横の顔がちが〜〜う!!」
とか、
「シーンによって雰囲気がちが〜〜〜う!!」
と、いう風になってしまうからです。
この一連のキャラクターをつかむ作業を、業界用語(なのか?)では「キャラを立たせる」といいマス。
■ 5 キャラクター詳細設定 ■
■ 6 色彩設定 ■
さて、キャラクタに色をつけてみましょう!
アニメの色指定には、
@ノーマル色(基本的な色)
@一号影(影になる部分の色)
@二号影(影の影になる部分の色)
@ハイライト(ノーマルより明るい部分の色)
があり、普通は「ノーマル・一号影・ハイライト」の三色を決めます。
ハイライトは、髪や肌のてかりに使いマス。
実際に、キャラクタに色を塗ってみたのがこちらです。
変な格好つけてんなぁ、と思ったアナタ、これはねー、違うんですよ。
必然なんです。
色彩の設定をするには、全部の色を出さなければいけない。
どんな場所の影も、残さず色にしなければ設定とは言えないのです。
だから、変な格好をして全部の色に影をもたせているワケなのです。
同時に、どんな格好をするかでキャラの性格が伺えますね。
こんな感じになりました。
色が決まったら、次はいよいよ原画&動画を書いていきましょう☆